2020/05/28 12:00
こと記事 VOL.002

「このインテリア、なんか好き、でもこれは好きじゃない」 の正体ってなんだろう?と、ふと思ってしまいました。そこでまず、自分が好きなものをピックアップしてみることにしました。まずは動画をご覧ください。
【ストーリー】世界初の浮遊するタイムピース
【ホバリック】Bluetoothワイヤレススピーカー
【ライフ】エアプランツ用プランター
【チャープ】LED照明&アラームクロック
動画で見たら、共通点が見えてきました。そうか、どれも時間軸の中で、光や音、または物理的に動きがあるんです。なるほど、確かに作りたい空間をイメージすると、「時間」という要素を意識した方が、自分好みのアンビエントが手に入りそうです。どういうこと?次のデスクライト&スピーカー(クロマティカ)の動画でみて行きましょう。
関連記事:もの記事(日常を非日常にする「光と音」のトリガー)
音と光が変わるだけで、こんなにテイストの違う空間を作れるんですね!
【住まうための映えるインテリア】
「住まう」を辞書で調べると、「住む」に継続の助動詞「ふ」が付いたもの[大辞林 第三版の解説]、と定義されています。ということは、「住まう」の言葉自体に、「時間」という概念がもう内包しているんですね。住まう空間には、時間という要素が隠れていたのか!リビングルームひとつとっても、住まう時間帯によって、さまざまなシーンが存在しています。ひとりゆったりした時間を過ごしたい!クリエイティブな気分を得てモチベーションをあげよう!家族団らん和やかな時間を過ごそう。てきぱきと家事をこなさなきゃ!など、リビングルームというひとつの舞台がさまざまな演目に使われているわけです。
【キネティックなインテリア】
動きがあるオブジェクトは、スタティックな空間を別物にかえてくれます。写真から映画に、ポスターからデジタルサイネージに、看板からプロジェクションマッピングに、画像から動画に、技術の進化はオブジェクトを動かしたくてしょうがないようです。インテリアや家電だって、例外ではないはず。キャンドルライトのゆらめきも、自走型ロボット掃除機も、時間の中で生きています。
動きのあるインテリアをキネティックなインテリアを呼ぶことにします。キネティック(kinetic)とは、運動(学上の)、活動的な、などの意味で、プロダクト関連だと、クオーツ時計を駆動させう機構を指すこともあります。キネティック・アート(ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/キネティック・アート)という言葉を聞いたことある方もいらっしゃるかもしれません。
時間の経過の中でその佇まいを変容するキネティックなインテリアは、あなたの空間の時のながれを可視化して、自分好みの空間を演出するのに一役買ってくれるかもしれません。それと、キネティックな演出をするインテリアたちは、思わず見入ってしまう、気分をわくわくさせる不思議な魅力があることも否めません。THT STOREのキネティックなインテリアの中で、あなたのお気に入りを見つけていただければ。
編集:takazuya
THT STOREの中ではテクノロジー担当。
単なるガジェットオタクではなく、快適な暮らしも求めるこじらせ男子。
新しい商品を常に探し求める探求者でもある。