Devialet Arch(デビアレ アーチ)は、Phantomシステムにワイヤレスで信号を配信できる高品質のプリアンプ付きストリーミングボックスです。
つまり、ArchはDevialetアプリの音源となり、コンテンツをPhantomにストリーミングすることができます。
RCA入力が1つあり、ターンテーブルやCDプレーヤーなどのソースを接続できます。

Devialet Expert Proの系譜に連なるハイエンドのフォノイコライザー。
アナログレコードプレーヤーのオーディオ体験を一変させます。
モノリスのようにミニマリストなデザインのArchは、シンプルさを追い求めるDevialet <デビアレ>の美学を映し出しています。

【DEVIALET ARCH設定方法】
以下の手順で、Devialet Archのセットアップを実行してください。

①Devialet Archの箱を開けます。
②ストリーミングしたいソース（ターンテーブル、CDプレーヤーなど）の出力を差し込みます。ソースが使用している出力の性質を覚えておいてください（デジタル/ライン/フォノ）。
③Archを電源コンセントに接続します。これで自動的にArchが起動します。
④ArchのLEDライトが緑色に点灯するまで待ちます（「セットアップの準備完了」を意味します）。
⑤DevialetアプリでPhantom IまたはPhantom IIが設定され、表示されていることを確認します。これで、Archのセットアップを開始できます。

■アプリの設定方法
①Devialetアプリを開く
②Devialetアプリの設定（Devialertアプリの左上にある歯車のアイコン）をタップします。
③「Add a new product」をクリックします。
④すると、アプリが検索して以下のメッセージが表示されます。"New life found"

⑤「Set Up Now 」をクリックしてください。
⑥セットアップ中の指示に従ってください。
⑦セットアップ中、Archで使用する入力タイプの選択が表示されます。
　-Line
　-フォノ
　-デジタル
※各ソースはそれぞれ異なる目的を持つことがあります（例えば、LineとPhonoはパワーの点で大きく異なります）ので、Archを設定する前にソースの説明書を確認してください。

希望する入力を選択すると、セットアップが完了します。

なお、ライン入力やフォノ入力は、セットアップ後に入力タイプの変更やゲインの調整が可能です。

初期設定後に入力の種類を切り替えたり変更したりするには、以下の手順にて設定してください。

■入力種類の切替・変更の設定
①Devialetアプリを開く
②スタート画面の左上にあるホイールを選択して、アプリの設定に入ります。
③「My Products」を選択します。
④「Accessories」エリアの下にある、「Arch」を選択します。
⑤入力の種類の横に、そのソースをアクティブ/非アクティブにするトグルボタンがあります（Phono、Line、Digital Left、Digital Right）。

また、Archのゲインを追加または削減するには以下の手順にて設定してください（フォノおよびライン入力のみ）。

■Archゲインの追加・削減の設定
①Devialetアプリを開く
②スタート画面の左上にある歯車を選択して、アプリの設定に入ります。
③「My Products」を選択します。
④「Accessories」エリアの下にある、「Arch」を選択します。
⑤選択した入力タイプ（Phono/Line）のすぐ下に「Sensibility」のスライダーがあります。
⑥リスニングセッションで必要な調整を行い、望ましい値を入力していることを確認してください。

※参照値：各ソースの工場出荷時の値
フォノ - 5.0 mV (スライダーは5mVから10mVまで設定可能)
ライン - 2.0V（スライダーは0.5Vから4.0Vまで設定可能)

【製品仕様】
■ 名称　：デビアレ　Arch
■ 色名　：Iconic White
■ インターフェース　：Devialetアプリ（セットアップおよび設定用）
■ ネットワーク　：イーサネットまたはWi-Fi 2.4GHz/5GHz
■ ファンクショナリティー　：音声入力：RCA（左右）＋フォノイコライザー接続またはS/PDIF同軸デジタルケーブル（左右）、音声出力：Wi-Fi、イーサネット、PLC（電力線通信）
■ フォノ・ステージ　：Standard (MM / MC)
■ 寸法　：110(幅)x37(高)×110(奥)mm
■ 重量　：約400g