2020/08/28 12:24

もの記事2020_09 #2
この複雑な数字が並んだもの、、、実はこれ、計算式で時刻を表示する時計なんです!
テクノロジーがどんどん進化する今の時代、便利なものに囲まれて楽な方法で物事を解決させる事があたり前になっていたりしますよね。。自分の頭で考えるよりもインターネットにある情報についつい頼ってみたり、、自分の脳をシッカリ使う頻度が少なくなっているようにも思うこの時代、、、テクノロジーが進化しても私たちが便利でただ楽な生活をするためだけでは決してないと教えてくれる、そんなプロダクトを今回はご紹介したいと思います。


時刻を数式で表示する時計「アルバートクロック2」


開発者のメッセージ

アルバートクロック2は、待ち時間を有効なものに変えたいというシンプルなアイデアから生まれました。アルバートクロックが、フレンチテックで評価された点は、スマートデバイスにも関わらず、スマホみたいに人を怠けさせるものじゃなく、不便であることの大切さをネガティブじゃない方法で再発見できるそのコンセプトとこだわりのあるモノづくりです。子供にとっては、楽しみながら学べる、ということを体験する良い機会にもなります。計算の難易度も変えられるから、チャレンジするほど、次第に理解も深まります。身の回りのテクノロジーが、私たちの生活に良い影響をもたらす、と信じています。その思いを込めたこのアルバートクロックという商品から、新しいスタイルのスマートデバイスとしてのチャレンジがはじまるのです。



フレンチテックならではのプロダクト


フレンチテックとはフランス政府が注力するスタートアップ企業支援策のことで自治体や起業家、地元企業らと連携しながら、経済が循環するエコシステムの確立を目指す活動です。アルバートクロック2を開発したMNTNT社もフレンチテックから評価されたスタートアップとして注目されているんです!

 フランスで開発されドイツで製造

フランスのマルセイユにあるMNTNT社のスタジオで開発は進められていて、エレクト二クスとクラフトマンシップのウィットにとんだデザインが融合して、コンセプトから実態あるプロダクトへと昇華する場所になっています。


ドイツの職人達も研鑽を繰り返す



南ドイツのシュヴァルヴァルト地域にあるZimmerman社では約10人の職人さんが丁寧にハウジング作業をしています。本体フレームに使われるウォルナットやメープルの部材は、細かな選定と高い技術により次第にアルバートクロックの姿に。メープル材もウォルナット材も北欧のインテリアはもちろん、日本の和モダンな住環境にもマッチしやすい柔らかい色味で、デジタル時計の中に温かみを感じさせます。


最高品質を約束するドイツの職人達によって作られている事にクラフトマン魂さえ感じます。

なんと、フォントまでもが、アルバートクロックのためにオリジナルに開発されています。その金型を起こす拘り様は妥協なきモノづくりがうかがえます。



海外では学校や幼稚園でも採用されている


欧州ではスイスやドイツを中心に、学校・幼稚園でも採用・導入されていて、エディテュイメントな要素を持つこの時計は、ドイツを中心に教室でただ早く時が過ぎないか、と眺めていたその消費的な時間を、生産的な時間へと進化させてくれます。アルバートクロックに目をやるたびに、アルバートクロックは私たちに「さて、今は何時でしょうか?」と問いかけているようです。

独創的なデザイン


画期的なコンセプトだけではなく、デザイン性も高く評価されています。日本では、グランドハイアット東京のエグゼクティブラウンジにも置かれているほど、洗礼されたデザインも特徴の一つです(本体色は別色になります)。付属品のマウントパーツを使えばテーブルトップとしてだけはなく、壁掛けにすることも可能です。

ALBERT CLOCK 2 の使い方


初めにMODEボタンを押して、セッティングモードに入ります。各設定画面でパラメーターを変更するするにはUP/DOWNボタンを押します。

12時間表記または24時間表記の変更ができます。

6つのレベルから計算式の難易度が選択できます。


レベル1は足し算と引き算のみで表示されます。


レベル6はもっとも難易度が高い計算式が表示されます。

 

表示の切り替えの速さも6段階で選択できます。レベル1は時刻の「分」切り替えに合わせて、60秒毎に表示が切り替わります。レベル6では、10秒毎に表示が切り替わります。表示の切替速度は、動きのあるインテリアとなり、その空間の時間の流れ方をも変えてくれることでしょう。


割り算の表示記号を[/]または[:]で切り替えることができます。デザイナーがデザインしたオリジナルフォントがかわいくも知的な印象。

 

表示の明るさを6段階で切り替えることができます。レベル1は最も暗く、レベル6は最も明るい表示となります。


地球にも優しい昼モードと夜モードが設定できます。


昼モードで設定した明るさから、最も暗いブライトネスに切り替わる時刻を夜モードとして設定します。夜間帯に煌々と照らされて眩しい思いをすることもありません。


夜モードのオプションとして、スリープを「YES」にすると、夜モードの時間帯は時計表示はされずに待機状態を表すドットのみ。寝室やオフィスの会議室などでは、消費電力とLEDの消耗を抑えるこのスリープ機能がきっと活躍することでしょう。地球にも優しい省エネ設計ですね。




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